2023/10/07 九州旅行の計画
2023/10/13 九州旅行に行ってきた
はじめに
5月12日の記事 伊東温泉ホテルニュー岡部に泊まってきた以来、しばらく遠ざかっていたがそろそろ次の旅行に行きたい気持ちが頭をもたげてきた。
あまりお金もないので、遠出をするのもこれが最後かなと考え、思い切って九州に行くことにした。
九州は昔出張で訪問したことがある。1週間程度×2回の出張で、割と長めに博多に泊まり、連日屋台村に繰り出していた。当時宿の近くではキャナルシティ博多の建設工事を行っていた。もう27年も前になる。
博多は大好きな街で酒も食べ物もおいしかった。出張から帰ると妻にうらやましがられたものである。
妻はまだ九州に行ったことがない。妻を九州に連れて行き、博多の街を紹介したいと考えた。出張の時に食べた「透き通ったイカの活け造り」も食べたい、というので博多から鳴子を巡ることにした。
記事公開時点ではまだ旅立ってはいない。まずは行程を確定した経緯を紹介したい。
これから九州方面に旅行に出かけたいと思っている方は、是非ご覧いただきたい。
旅行先の検討
九州は広く、名所・名物もたくさんある。欲張ると2泊3日では回り切れない。九州に決めた切っ掛けの通り、博多を中心に考えることにした。妻を連れて行ってあげたい場所をリストアップした。
- 博多の屋台村・・・ここは外せない。
- 天神の街・・・九州一の繁華街。出張先の企業様に毎日訪問した場所である。
- 太宰府天満宮・・・天満宮の総本宮。出張の時参詣しそこなっている。
- 海の中道・・・福岡と陸続きの島。ここも出張の時行きそこなった。
- 門司港・・・明治・大正時代の海外交易の要衝。九州の玄関口。
- 福岡城址・・・各地の城を巡りたい。
- 鳴子の朝市・・・透き通った鳴子のイカの活け造りを食べたい。
- 吉野ヶ里遺跡・・・妻は昔の建造物が好き。
- 嬉野温泉・・・博多近場の温泉。指宿・別府に行きたいが、ちょっと遠そう。
1泊目は博多で素泊まりし、屋台や割烹などでおいしいものを食べ、2泊目は温泉宿と考え、行程の組み立てを検討した。
リストアップした場所が散在しており、すべて回るのはレンタカーでも難しそう。いくつかは今回あきらめざるを得ない。
旅行代理店
温泉宿に泊まると料金が跳ね上がりそうなので、2泊とも博多に素泊まりしてそこから電車で行けるところに行く方針で旅行代理店に向かった。
前回の伊東温泉ではJTBのセルフバックで申し込んだが、今回いろいろと相談したかったので、JTBの店舗に出向いた。
平日にもかかわらず店舗が混んでいた。JTBでは予約を受け付けられるように変わっていたので、予約を入れて出直すことにした。
2泊とも博多素泊まりで飛行機と宿を探してもらった。
ある程度候補が決まった段階で、2泊目を温泉宿にしたときの費用を算出してもらったところ、ほぼ同じ位の料金で行けることが分かった。2泊目は唐津の温泉「唐津シーサイドホテル」に泊まることにした。夕食は「烏賊の活け造りと佐賀牛解析プラン」を申し込んだ。JTBのポイントを利用し、夫婦2名2泊3日九州(博多・鳴子)の旅行は約15万円(飛行機+宿)となった。
飛行機と宿の手配が済んだので、旅行の行程を整理した。いくつか外したものもあるが、移動はだいぶすっきりした。今回レンタカーはやめて、全行程電車で移動する。
来週の平日旅行に出発する。帰宅後、本記事を更新する。ご期待頂きたい。
福岡空港~ホテル
玄海灘から左に旋回し、博多の街中のすぐ上空から福岡空港に着陸する。素人目には高度な着陸テクニックが必要なのではないかと感じた。
東京とは異なり、福岡は飛行機・新幹線・ビジネス街・飲み屋街がコンパクトにまとまっており、移動が楽である。昔、クリスタルキングが「大都会」という曲をヒットさせた。この大都会は東京ではなく、佐世保から見た博多だそうだ。博多・天神・中州は九州で1番の繁華街である。
今回1泊目のホテルは「西鉄グランドホテル」を予約した。地下鉄空港線で1本である。空港から5駅目で天神に着いた。
昼過ぎに到着し、そのままフロントで荷物を預かってもらってふらつこうと思っていたが、部屋の支度が出来ているので入室できるとのこと。配慮していただき、感謝する。
部屋は写真の通り、きれいで広めの部屋である。快適であった。
太宰府天満宮
ホテルからは西鉄大牟田線も近く、太宰府天満宮に向かった。太宰府天満宮は全国天満宮の総本宮であり、道真公が祭られている。
平日であったが人通りも多く、半分くらいは外国の方ではないかと思った。福岡は大陸や半島と近いことを改めて感じた。
昼食をとっていなかったので、太宰府名物の「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」をいただくことにした。道真公を埋葬する際、彼が愛した梅と餅を一緒にお供えしたという故事に由来するあんこを餅で包んだ菓子である。名前とは異なり、梅の味は感じない。
店によって微妙に味わいが異なるとガイドされていたので、私と妻と別の店で1つずつ購入した。食べ比べてみたが、味わいの違いは判らなかった。
麒麟(きりん)と鷽(うそ)のブロンズ像が祭られていた。
いずれも空想上の動物で、嘉永5年(1852)に博多町人たちにより制作・ご奉納されたそうだ。
参道ですみっコぐらしのお店を見つけた。
ちょうど今、ポイ活記事ですみっコぐらしパズルをするんですでマイル獲得を書いているところである。最近始めたばっかりのすみっコぐらしが旅行先にあるなんて、不思議な縁を感じた。
夜の天神
太宰府天満宮で参拝し、5時くらいには天神に戻ってきた。屋台に入る前に居酒屋で博多名物を堪能しようと考えたが、あまり店が見つからない。歩き回った末に水鏡天満宮の横の路地にあった福岡家庭料理の居酒屋に入った。天神にはあまり飲み屋はないのかもしれない。
その店では、刺身盛り合わせ・揚げ餃子・もつ鍋風煮込み・唐揚げをたのみ、腹に余裕を残したうえで切り上げて屋台に向かった。
以前出張に来たときは、那珂川沿いにずらりと屋台が並んでいた。
その記憶をもとに川沿いを歩いてみたが、屋台が見つからない。3連休の後だから休んでいるのかもしれないが、1件も見つからないのは想定外である。何としても妻を連れて行ってあげたいと思い、天神まで戻ってきたら2~3件の屋台を見つけた。
そのうちの1件に入り、焼き鳥とおでんを注文した。
しばらく飲んでいると、先に入っていた地元のカップルに話しかけてもらった。
天神には昔来たことがあることと、那珂川沿いに1件も屋台が出ていなかったことを話すと、「地元の人間は那珂川沿いの屋台にはいかない。川の方の屋台は代替わりをしており、あまり良くない。天神駅前に出ている、昔ながらのオヤジのやっている屋台にしか行かない。それにしても今日1件も出ていないというのは驚き。」といった事情を話してもらった。
そのうちに若い2人ずれの女性が入ってきたので、席を譲って切り上げた。コンビニで朝食を買って、ホテルに向かった。
昔ながらの屋台がひしめく屋台村を妻に見せられなかったのは残念であるが、何とか1件入ることができたので良しとしよう。
昼の天神から中州
福岡の2日目の朝、ホテルをチェックアウトし、荷物をフロントに預けて昼の天神から中州の散策に出かけた。
妻がラビットで紹介されたマシュマロ屋さん(石村萬盛堂 本店)に行きたいと言いだし、店内工房できたての『つるのこのこ』を食べてきた。
マシュマロとアイスを組み合わせた『つるのこのこ』は写真の通り可愛い商品で、店内で30分以内に食していただきたい、と書いてあった。妻と二人で1つ注文した。甘くシャリシャリして大変おいしかった。
そのまま中州の方に歩いて行った。
中州につくと、昨晩天神で見つからなかった飲み屋が至る所にあった。天神はビジネス街で、お酒が目的なら中州に行かなければならなかったようだ。但し、夜の中州は怪しい店がたくさんあるので、妻と行くのはちょっと難しかったかもしれない。
中州につき、1日目で食べられなかった長浜ラーメンのお店に入った。
妻は硬めの棒麺は好きではないのであるが、本場の博多ラーメンはおいしいと言って喜んでもらった。
散策を終え、天神から唐津(佐賀県)に向かった。海沿いを走る電車で1時間半くらいである。
広めの和洋室で、オーシャンビューである。
唐津シーサイドホテルは雄大な唐津湾が目の前に海が広がったホテルである。呼子のイカで有名な呼子からほど近いところにある。
この呼子のイカの活け造りも今回の旅の目的の1つであった。夕飯の特別料理でこれを提供してもらえるので、唐津シーサイドホテルに決めた。
佐賀は佐賀牛も有名である。夕飯には呼子のイカの活け造りと共に佐賀牛もも肉のローストが提供された。
朝食はバイキングで、鯛茶漬けやステーキ、パスタ、お寿司など80品目以上の和洋充実メニューが用意されている。全種類はとても食べられなかったが、選んだメニューはいずれも大変おいしかった。
虹の松原~唐津城
お土産などを詰めたトランクを宅急便に出し、小荷物を抱えてホテルの近所を散策した。
当初の予定では、3日目は吉野ヶ里遺跡を散策する予定であった。唐津の電車は1時間に1本程度しかなく、行くまで2時間、福岡空港まで2時間かかるため、到底難しく、今回断念することにした。
その代わり、ホテルに隣接した日本三大松原「虹の松原」と唐津城を散策することに変更した。
虹の松原は全長が2里あることから2里の松原⇒虹の松原と言われるようになった、説と、上から見ると虹のようにカーブしているから虹の松原と言われるようになった、説がある。
秋なので海風が少し寒かったが、夏の海水浴には最適なホテルであると考える。
そこから約700m歩くと唐津城に着く。
昭和41年に文化観光施設として天守閣が建てられたので、きれいな外装であった。
橋の先に唐津シーサイドホテルと虹の松原がある。松原が虹のようにカーブしており、虹の松原と呼ばれる所以がわかる。
福岡空港
唐津城から市営バスで唐津駅まで行き、福岡空港に向かった。15:25の便だったので、あまり空港での余裕はなかった。
福岡空港の「竹乃屋」で、とりかわの串焼き、アカバラ寿司、塩昆布キャベツ、明太レンコン天ぷらを注文し、食べ物の思い残しを回収した。残りは博多のうどんと朝日蟹である。いつか食べられるといいなと思う。
今回、いろいろと調査して計画したが、思いのほか時間が足りなかったり、店が見つからなかったりして、いくつか断念した。残念であるが、しょうがない。次回に生かしていこうと思う。
いくつか残念なことはあるが、全体としては大変楽しい旅であった。
また、いつか行けるといいなと思いながら、今回の旅行は終了となる。
これから福岡に旅行をされる方は、ご参考にしていただけると嬉しい。
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