保護ねこおやじのブログ

正月に発症した「くも膜下出血」の闘病日誌

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広告:トイレの水漏れの修理失敗談

 

2023/5/4 記事公開

2023/5/6 業者さん作業を追記

2023/5/14 サイフォン管交換完了

2023/5/16 水道検針

2023/6/8  2Fトイレの水漏れ

2023/6/19 2Fトイレの水漏れ修理完了

 

はじめに

水洗トイレのタンク内の水漏れを発見した。水滴の音がして、便器にちょろちょろと水が流れているが手洗いパイプからは水が出ていない。おそらくタンクの水が便器に流れているのだろうと高をくくっていた。

妻が気になるというので、タンクの蓋を取って調べてみた。すると水漏れ箇所は水道に直結している器具であることが分かった。水道から水が漏れているのと同じである。

これは修理しないと水と水道料金が無駄になってしまう。修理することに決めた。

 

水漏れ箇所の器具

汚い画像で大変申し訳ない。築30年の我が家の水洗トイレのタンクの中である。

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右側の白い器具から水漏れしている。左側のシルバーのパイプがタンクの外で水道からきているパイプとつながっている。

右側のキャップを外してみると中から2つの部品が出てきた。一つはばねでもう一つは水流を制御するコマのような部品ではないかと考えた。

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入れなおして部品の蓋を締めたら水漏れが止まったような気がした。

ただ残念ながら1時間ほどたって見に行くと、トイレに水滴の音が響いていた。何も変わっていない。

水道の水漏れでは水流コマを交換することで水漏れが止まる。トイレの水漏れもこの水流を制御する部品を交換してみたら何か変わるかもしれないと考え、ホームセンターに行くことにした。3/30の記事で紹介したとおり、ホームセンターに依頼していた古物商プレートが出来上がったと連絡があった。そのついでに見に行こうと思ったわけである。

ホームセンターの水道関係の担当者さんに状況を説明し、部品の写真を見せてこの部品を購入したいと伝えたところ、「水洗トイレのタンクのこの部品は単体では販売しておらず、丸ごと交換するしかない」と言われた。

水洗トイレのタンクのこの器具セットはどれも5~6千円する。少し高いな、と悩んでいたら、担当の人に「SANEI 万能ロータンクボールタップ」を勧められた。税込み2,728円である。お店の人に「水道業者さんは皆さんこれを持ち歩いています。」と説明を受けた。「素人でも付けられますか?」と聞いたら「大丈夫です。」と回答して頂いたので、これを購入することにした。

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交換作業

開封確認

開封して説明書を確認した。 

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4つのタンクタイプに対応しているようである。

  • Aタイプ:手洗い付き、補助給水管付き
  • Bタイプ:手洗い付き、補助給水管なし
  • Cタイプ:手洗いなし、補助給水管付き
  • Dタイプ:手洗いなし、補助給水管なし

我が家のタイプはBタイプのようだ。

事前組み立て

取付前に、タイプ別の事前組み立てを行う。我が家のBタイプでは、止めビスを外して連結ホースをつける。この形になる。

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古い器具の取り外し

止水栓を閉め、水道を断水する。止水栓はマイナスドライバーで回すと閉まる。レバーを回してタンク内の水を流す。止水栓が閉まっているので、タンク内に水は流れ込まない。

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タンクの蓋を外し、古い器具が止まっている袋ナットを回して、古い器具を取り外す。

写真はタンクの外側の袋ナット。取り外した後のタンク内はかなり汚く、お見せできない。

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万能ロータンクボールタップの取り付け

新しいボールタップから次の順で取り外す。

  1. 袋ナット
  2. さく楽ナット
  3. ワッシャ
  4. パッキン

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タンクの穴に取り付けて逆順に取り付けることでタンクに固定する。水道から出ているパイプを取り付け、袋ナットを閉める。新しいボールタップが水洗トイレのタンクに取り付いた。

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水漏れ検査

この段階で止水栓を開け、水漏れの点検を行う。

スムースに取り付けられたので問題ないかと思っていたが、接合部から水漏れが出てきた。きつく締めなおしても水漏れは止まらず、再度やり直すことにした。

 

やり直し

水道からのパイプを接続している袋ナットを外した。いくら回しても取り外しができず、取り外し作業に10分ほどかかってしまった。

再度接続しようとしたが、袋ナットが刺さらない。きつく締めなおしたことで、プラスチック製のねじ山がつぶれてしまったかもしれない。

 

買い直し

急いでホームセンターに行き、事情を説明したうえで交換を申し込んだが、交換はできないとのこと。しょうがないので同じものをもう一つ購入した。

その際、水道管の接続は難しく、並行に入らなかった場合は慎重にやり直した方が良いとのアドバイスをいただいた。

再購入した製品で再度取り付けなおした。

再度水漏れ検査を行ったが、同じところで水漏れが発生した。接続しなおそうとしたが、ねじ山がつぶれたようで接続しなおしもできない。

この段階で自力で修理することはあきらめた。

 

業者への依頼

再度購入したホームセンターに出向き、事情を説明の上、購入した商品を業者さんに取り付けてもらう依頼を行った。

ねじ山がつぶれている可能性もあることも説明し、快く引き受けていただいた。5/6土曜日に予約をした。作業手数料は1万円弱とのこと。

業者さんの作業が完了したら、この記事を更新する予定である。乞うご期待!!

 

⇒5/6 更新(業者さん作業)

本日ホームセンターで予約した業者さんに来ていただいた。

購入したボールタップを取り付けていただいたのであるが、やはりねじ溝が少し潰れていたので苦労されていたようである。しかし、さすがそれはプロであり、少し手間取ったが無事に取り付けが完了した。初回の取り付けでは接続ナットから水が漏れたが、やり直すことで水漏れなく取り付けてもらった。どのようにやったのかを伺ったところ、「まっすぐ取り付けただけです。」との回答であった。

取付完了後に止水栓を開き水漏れの確認を行った。接続ナットからの水漏れはなかったが、タンクから便器にちょろちょろと水が流れていた。タンクから漏れているだけであるが、10分くらいたつと水道からタンクに給水されてしまう。通水している状態では、10分間隔で給水動作が行われる見込みである。

業者さんに診てもらったところ、サイフォン管が壊れかけている(サイフォン管の根元にひびが入っている)のが原因であろうとのこと。最初の水漏れもサイフォン管の破損が原因であったようである。業者さんいわく、イナックスのトイレタンクはサイフォン管が壊れやすいとのこと。

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直すためにはサイフォン管を取り換えるか、トイレ自体を取り換えるかの2択になるようである。サイフォン管の交換は結構大掛かりな作業で2~3万くらいの工事費用、トイレ自体の交換はものによって異なるが、最低でも10万以上は見込む必要がある。

築30年でありそろそろ寿命とは思うが、今回は必要最低限の費用で乗り切りたい。後日ホームセンターから見積もりをいただくことにした。

今回の交換作業は治ったわけではないので、工賃は頂かないと言っていただけた。すごく良い業者さんであり、大変感謝している。

ポストに投函されている水漏れ修理業者のトラブルが多いことをよく聞いている。やはりホームセンター経由が安心できる。

サイフォン管の交換作業が終わったら、またこの記事を更新する予定である。再度乞うご期待!!

⇒5/14更新(サイフォン管交換完了)

本日御者さんにサイフォン管の交換作業を行っていただいた。タンクを外してサイフォン管を交換していただく、大変な作業であったが、正味20分程度で修理して頂いた。

一通りの部品を交換したので、今後タンクに何かあったら、水洗タンクの結露防止の発泡スチロールを切り取るか、交換する場合はタンクとトイレをセットで交換することになるらしい。トイレに適した水洗タンクを取り付ける必要があるが、このタンクは既に製造を終了しているため、タンクのみを交換することはできないとのことだった。

工事終了後無事にトイレを使うことができた。今日からは不自由な足を引きずって、わざわざ二階のトイレに向かわなくて済む。業者さんには大変感謝したい。

これをもって、本記事の更新は終了する。

 

まとめ

自力で水洗トイレを取り付けたことやふろ場のシャワーホースを取り換えたことがあったのでトイレタンクのボールタップの交換は問題なくできると考えていた。

作業自体は簡単であった。しかし、ねじ山を2つ潰してしまった上に自力での修理をあきらめることになってしまった。費用も想定以上かかってしまった。

商品代2,728円×2個+作業手数料1万円弱=1万6千円位

敗因は水道管パイプの接続時に袋ナットをまっすぐ接続できなかったことである。水道管パイプの接続に自信のある方であれば、今回購入した商品を使うことで水漏れの修理がたやすく行えると思われる。

自身のある方は是非挑戦していただきたい。

今回の記事は失敗談の紹介となる。水道管のナット接続は難しいので、自信のない方は最初から業者さんに依頼した方が無難である。

 

⇒5/6 更新(業者さん作業)

ポールタップ交換作業以前にサイフォン管の破損という問題があったことが発覚した。もしかしたら、最初から業者さんにお願いした方が良かったかもしれない。少なくとも今回の事象は最初からお願いしていた方が安かったと思う。我が家のように築歴が古い住宅の方は、最初から業者さんにお任せすることを考えても良いかもしれない。

 

⇒5/16 更新(水道検針)

本日水道局により使用水量の検針が行われた。いつもより20㎥多く何かあったのか聞かれたので、水洗タンクの工事のことを伝えた。ホームセンターからのお見積書と注文請書のコピーを渡すことで、通常の水道量で処理して頂いた。

自分で交換していたらこの証明は難しかったかもしれない。

ホームセンターに依頼しておいてよかったと思う。

 

2Fトイレの水漏れ

6/8追記

先日妻から「2Fのトイレもぴちゃぴちゃ音がしている」と聞かされた。

この記事の工事中お世話になった2Fのトイレである。

さっそくトイレタンクをのぞいてみたところ、1Fと同様にボールタップから水が漏れているようだ。前回で懲りた私は、今回は自分で修理しようとは思わず、すぐにホームセンターに向かった。

状況を話して見積もりの予約を取り、本日トイレを見てもらった。ボールタップの交換が必要であるが、1Fとは異なり、サイフォン管はまだひびは入っていない模様。

業者さんいわく、INAXの古いタンクはサイフォン管が壊れやすいとのこと。1Fも2Fも家を購入した時からついているトイレタンクなので、いずれ近いうちに壊れると予想される。壊れてから修理を依頼すると工事費がまたかかってしまう。今回のボールタップ交換と合わせてサイフォン管の予防交換も依頼する前提での見積もりを出してもらうことにした。

本日は見積もり依頼だけなので、記事はここまでとする。次回また更新していく予定である。

6/19 更新

本日工事の予約を行い、先ほど修理が完了した。ボールタップとサイフォン管の交換をしていただいた。1Fのトイレ修理と同じ業者さんであった。30分程度の作業時間で工事して頂いた。

1F、2Fとも交換する部品は一通り交換が完了したので、あとはトイレ本体が壊れなければ問題ないそうだ。

2回にわたるトイレタンク修理をしていただき、業者さんには大変お世話になった。感謝する。

また何かトラブルが発生した場合は、同じホームセンターに依頼したいと思っている。

 

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