くも膜下出血とダイエット - 保護ねこおやじのブログ (hatenablog.com)の記事で紹介したとおり、私は腹回りが膨れている。ウェスト大き目のパンツは、ぶかぶかですぐに脱げがちである。おしゃれを気にする場合ではなく、Gパンでもベルトを締めている。
デブのあるあるであるが、ベルトの穴を固定にすると、食事前後でベルトのきつさが変わってくる。おなかが膨れたときにはひっこめたうえでベルトを引っ張り、固定の穴に留め具をさす。毎日これを繰り返していると100均で購入した安物の合成皮革はすぐに切れてしまう。これを回避しようとスライド式のGIベルト（ガチャベルト）を試してみたが、外すときに指が痛くなり、使わなくなってしまった。
先日もベルトが壊れたので、洋品店のベルトコーナーに行き、「穴なし無段階スライドベルト」を見つけた。ラチェット機構のベルトである。早速試してみると、適切な位置で止まるので、非常に快適であった。
さてお風呂に入るためにベルトを外そうとしたところ、外し方がわからない。おなかが出ているのでベルトのバックルがよく見えない。慌てて妻に見てもらったが、妻も検討が付かなかった。二人で３０分以上格闘したが、外れそうもない。
GIベルトは閉める方向にベルトを引っ張ると金具が緩むことを思い出した。同じようにやってみたが、ますますきつく締まる一方で一向に外れる気配がない。
ベルトについていた紙をゴミ箱から漁って探し出したが、外し方の説明は乗っていない。
ネットでこのタイプのベルトの外し方を探したところ、同じように困っている人たちがいるようで、外し方の画像を見つけた。同じタイプのバックルである。
やってみたが、①のレバーが動かない。この写真では、どっち向きにあげるのか判断がつかない。ラジオペンチで動かしたところ、①のレバーが折れてしまった。
こうなってしまったらもう外せないとあきらめて、ベルトをカッターで切って外すことにした。ベルトできつく締めつけられた腹も限界であった。
1,200円したのであるが、さんざん格闘したので、割とすんなりとあきらめがついた。
どうやって外すのが正解なのか、切断して外したバックルとラチェット機構のベルトをいろいろと試してみたが、どうしても外し方がわからない。今でも検討はついていない。
使い心地は大変良かったので、支払ったお金を含めて大変残念ではあるが、この方式のベルトは、おそらく二度と購入しないだろう。
私はこのような悲劇に見舞われてしまったのであるが、もし「良さそうなので使ってみたい」と思われた方がいらっしゃったら、楽天市場、Amazon、Yahoo!で「スライドベルト」と入力し検索してみてほしい。お気に入りのベルトを見つけられるだろう。
この話に教訓があるとすれば、ベルトに限らず身に着けるものは、実際に使用する前に外し方を調べてから使用すべき、と言ったところであろうか。
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