はじめに
我が家ではお米は玄米で貯蔵し、必要に応じてはんたら(半俵=お米の俵半分の量)ずつ自動精米機で精米する。自動精米所では精米時に出たぬかを持ち帰らせてくれる。
ぬかには玄米に含まれる栄養素の実に9割以上が含まれている。うちではぬか漬けの習慣がないのだが、ぬかは健康や美容に良さそうなのでなんか活用できないかと考え、持ち帰った。
ぬかは栄養が豊富で美容液にも使われている。本来食用に活用するのが良いことはわかっているが、ぬか漬けやぬかケーキを作る気にならず、妻や娘は米ぬか美容液を使わないとのこと。食用や美容以外に家事で活用できそうなので試してみた。
鏡磨き
ぬかは掃除に活用できるそうである。風呂場の鏡は、家を購入して以来水垢がついており、いろいろな洗剤を試してみたがきれいにならなかった。米ぬかで風呂場の鏡を磨いたらどうなるか、試してみた。
米ぬかを掃除に使うにはぬか袋がおすすめだそうだ。木綿のハンカチやガーゼに米ぬかを入れて包んでぬか袋にするそうだが、お茶パックにぬかを入れてぬか袋にしてみた。お手軽に作れて持ちやすく、使いやすい。
磨く前の風呂場の鏡
20年以上の水垢がこびりついており、かなり汚い。
ぬか袋で右側を磨いてみた
汚れが浮かび上がってきた。期待できそう。
水で洗い流して水分をふき取ってみた
いかがであろうか。左と右で違いが判るであろうか。
残念ながらあまりきれいになったとは思えない。
鏡にはあまり効果はなかったが、昔から床やシンクなどの掃除に使われているようである。お茶のパックで作ったぬか袋でいろいろと試してみたい。
油処分
ぬかは料理で使った油の処分にも使えるとのこと。試してみた。
料理済みの天ぷら油
ぬかを投入
木べらなどで混ぜ合わせる
新聞に包んでゴミ袋に
鏡磨きでは残念な結果になってしまったが、油の処分に関しては結構いい感じで使えるのではないかと思った。
今回の記事ではこの2件の『試してみた』、を紹介したが、ぬかはまだ大量に残っている。今後さらにいろいろな活用方法を試してみたい。但し、入手してから日にちが立ってしまっているので、食用としてはおそらく活用しない。米ぬかも鮮度が必要とのこと。
菊いもの活用と同様、米ぬかについても、ブログ続編に乞うご期待。
米ぬかを入手するには
我が家と同様に自動精米所を利用される方は、精米後に入手できる。精米せずに米ぬかだけ持ち去るのは違法であるためやめて戴きたい。
お米屋さんが近所にある方は、有料/無料で米ぬかが入手できるかもしれない。
近所にこのような施設がない方はネットで米ぬかを入手できる。
ぬか漬けも最近またブームが再来しているようなので、是非お試しいただきたい。