2023/3/31 記事作成
はじめに
3月16日の記事で「アフィリエイト写真のSEO対策(ALT属性) - 保護ねこおやじのブログ (hatenablog.com)」を紹介した。引き続き、はてなブログでのSEO内部対策を紹介する。まだSEOの対策をされていない方は是非ご覧いただきたい。
今回はhtmlタグをどのように書き換えることでSEO効果を期待できるのか、とはてなブログではそのタグをどのように書き換えるのかを紹介していく。
SEO効果が期待できるタグ
- titleタグ
- meta descriptionタグ
- meta keywordタグ
- 見出しタグ(h1~h6)
- 箇条書きタグ
- 強調タグ
- 中央寄せタグ
- imgタグ
- リンクタグ
※SEO効果が期待できるタグの洗い出しは、書籍「これから始めるSEO内部対策の教科書」技術評論社/瀧内賢著の第2章を参考にしている。
はてなブログでのタグの書き換え操作
titleタグ
titleタグに設定した内容は、ブラウザタブのタイトルバーに表示される。ここで書かれたキーワードがSEOに影響する。
htmlでは<tiltle> タイトル </title>と言った書き方をするが、はてなブログでは 「編集オプション」(歯車アイコン)⇒高度な設定⇒title要素に記載する。
html編集でソースを見ると、titleタグに展開されている。以降同様であるため、次タグ以降の説明は省略する。
meta descriptionタグ
meta descriptionタグに設定した内容は、検索結果ページにおいてタイトルの下に説明文・要約文としてに表示される。ここで書かれたキーワードがSEOに影響すると同時に読者による記事を見るかどうかの判断材料になる。
htmlでは<meta name=“description” content=“説明文または要約文” />と言った書き方をするが、はてなブログでは 「編集オプション」(歯車アイコン)⇒記事の概要に記載する。(画像はtitleタグ参照)
記事の概要は設定すべきであるが、ブログの概要及びキーワードの概要は設定すべきではない。設定すると検索エンジンが、複数のページに同じ説明が書かれていると判断してペナルティが課される可能性がある。
meta keywordタグ
Googleでは評価対象から外れた。Yahooやその他のエンジンではまだ効果がありそう。
今後Googleのアルゴリズムが変わる可能性もあるため、念のためにつけておいた方が良いかもしれない。
htmlでは<meta name=“keywords” content=“〇〇〇,×××” />と言った書き方をするが、はてなブログではダッシュボード⇒設定⇒詳細設定⇒head内タグ⇒ブログのキーワードに記載する。
見出しタグ(h1~h6)
見出しタグはtitleタグに続いて重要と言われている。h1~h6の6種類あるが、数字の小さい方から重要になる。
htmlでは<hx>大見出し</hx>(x:1-6)と言った書き方をするが、はてなブログではそれぞれ設定方法が異なる。
h1:記事のタイトル。記事中の見出しのhtmlを変更してh1にしてはならない。
h2~h6:はてなブログ編集画面の「見出し」で設定したうえで、html編集画面で変更をする。編集画面の「見出し」には、大見出し/中見出し/小見出し/標準があるが、html編集を見ると「大見出し=h3」「中見出し=h4」「小見出し=h5」になっている。それぞれ1つずつ上げた方が良い。(h3→h2/h4→h3/h5→h4)
箇条書きタグ
検索エンジンは箇条書きを重要視しているが、タグで箇条書きを指定しないと検索エンジンは認識できない。(例、・や1.や1.など)
htmlでは<ul>箇条書き</ul>、<ol>番号付きリスト</ol>と言った書き方をするが、はてなブログでは見出しの右側に箇条書きアイコンと番号付きリストアイコンが用意されている。
強調タグ
htmlでは<strong>強調したい文字列</strong>と言った書き方をするが、はてなブログでは左上見出しの下にある「太字」アイコンが用意されている。
太字以外にも斜体・打消・アンダーライン・文字の大きさ(大200%/中150%/標準100%/小80%)・文字色が用意されている。但し、過剰な装飾はペナルティを受ける可能性があるのでご注意いただきたい。
中央寄せタグ
はてなブログでは「中央寄せ」のボタンがない。中央寄せをしたい場合はhtmlで編集する。中央寄せされた文章は、検索エンジンから重要視される可能性がある。
htmlでは<center>中央寄せしたい文字列</strong>と書くが、centerタグはHTML5で非推奨となっている。divタグを使った方法を推奨する。
<div align="center">中央寄せにしたいテキストまたは画像</div>
imgタグ
htmlでは<imag src=“画像ファイル名” width=“幅” height=“高さ” alt=“代替テキスト” />と書く。
width,height,altは省略しない方が良い。幅、高さは画像を取り込むと自動的に設定されるが、代替テキストは「画像にalt属性を指定する(上級者向け)にチェックを入れて入力ボックスを表示させる。
3月16日の記事「アフィリエイト写真のSEO対策(ALT属性) - 保護ねこおやじのブログ (hatenablog.com)」もご参照いただきたい。
リンクタグ
htmlでは<a href="リンク先URL">〇〇</a>と書く。
〇〇をアンカーテキストと呼び、クリックするとリンク先URLに遷移する。リンクのつけ方にいくつかポイントがある。
- アンカーテキストに重要キーワードを含める
- リンク先URLにはURLを記載し、htmlファイル名は記載しない
- 同一サイト内で他のページへの内部リンクをはる場合はファイル名で指定する
SEO内部対策におけるhtmlタグの書き換え内容と、はてなブログでの設定方法は以上となる。是非実践していただき、検索効率が向上することを期待したい。
ネットショッピングのお勧め
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※記事で使用した画面の画像の出典は、「はてなブログ」の編集・設定画面である。