保護ねこおやじのブログ

正月に発症した「くも膜下出血」の闘病日誌

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広告:腱鞘炎の痛みが和らいだ気がした話

2023/4/21 記事作成

2023/4/26 セカンドオピニオン活用

2023/5/1  セカンドオピニオンでのリハビリ受診

2023/6/8  セカンドオピニオンキャンセル

はじめに

3月中旬頃から左手首と親指に痛みが走り始めた。手首を前後左右に曲げるとピリッとする。曲げたままにしておくと痛みが続く。

くも膜下出血の後遺症で多少足が不自由であり、床から立ち上がる時に床に手をついて起き上がっているが、腱鞘炎が痛くてこの動作ができなくなった。床に寝そべった時に肘をつきながら上体を少し起こし、くつろぐ姿勢も取りずらくなった。

1週間くらい様子を見たが一向に良くならず、かえって痛みが増してきたので妻の行きつけの形成外科に行くことにした。3/29のことである。

病院で診てもらったところ、典型的な腱鞘炎だと思われるとのこと。レントゲンを撮ってもらったが、右と比べて左手の腱が少し腫れている。手術をするほどでもないので、湿布を貼って様子を見てほしい、との診断であった。

毎日湿布を貼って様子を見ているが、1か月近くたっても痛みが引かない。どうにかできないだろうかと、腱鞘炎について調べることにした。

 

腱鞘炎とは

ウィキペディアによると腱鞘炎とは

『腱鞘炎(けんしょうえん)は、腱の周囲を覆う腱鞘(けんしょう)の炎症。症状として、患部の痛みと腫れがあり、患部の動かしづらさが見られる。腱自体の炎症である腱炎(tendinitis)を合併することが多い。 ひどい場合は痺れて動かなくなったり局部が出っ張ったりしてしまう。 部分を冷やしてもあまり変化なく、痛みは長続きする。』

だそうだ。

いろいろなサイトを見ると、炎症を起こした部位によって呼び方が変わるそうであるが、原因は明確になっておらず、一般的に治りにくいことで共通している。私の部位は手首から親指にかけてであり、ドゲルバン病(狭窄性腱鞘炎)と呼ぶようである。

 

腱鞘炎の原因

特定の関節を反復的に使用することにより発症することが多いということであるが、私は楽器もスポーツも行わない。

くも膜下出血発症前はテニスをしていたが、当時腱鞘炎やテニスひじになったことはなかった。

思い当たるのはスマホの使い過ぎによるものかもしれない。一連の記事で紹介している通り、ポイ活をはじめて次から次へとスマホゲームをするようになった。ちょうど2~3か月くらい前からスマホの操作頻度が高まっている。

引き続きスマホゲームは実行しているが、左手で持つのではなく机に置いて操作するようにしている。

 

腱鞘炎の治療サイト①

「あきらめていた痛みを根本治療する整体」とアピールしているサイトを見つけた。サイトに訪問して拝見したところ、以下にあげたような理由で、一度試してみたいと感じた。

  • 腱鞘炎に限らず、腰や肩こり・骨盤矯正など各主症状に合わせて適切な施術を行うこと
  • 治療方針や計画が明確であること
  • 治療内容が具体的かつ詳細に記載されており、根本原因の解決をもくろんでいること
  • 複数の院があるが、いずれの院でも治療品質は平準化されていること

次に口コミを探した。当該サイトの患者さん体験談ではなく、一般の記事で探してみた。

効果ありとする口コミが多い中、お値段が高いとの気になる口コミもちらほら目立っている。具体的な金額ははばかられるので口コミで検索していただきたい。完治するのであれば安いかもしれないが、貧乏人にはちょっと厳しいかなと思う金額である。

私も今回は控えさせていただくことにした。但し腕は確かで効果はありそうなので、しばらく治らないような場合は、また検討しようと思う。

 

腱鞘炎の治療サイト②

次に「【腱鞘炎の治し方】自宅で出来る完治させるセルフケアを紹介」というタイトルのサイトを訪問した。こちらも根本治療が目的で、それもセルフケアで行っていただく内容である。

「腱鞘炎になってしまう理由は、普段の指の使い方にあります。

間違った使い方を繰り返し行うことによって、腱鞘炎になるのです。

正しくグーができない事と普段から大きく手を開かないことが腱鞘炎になる本当の理由だと僕は考えています。

この2つのことを理解し日常の動作を変えていかない限り、完治は難しいと思います。」

とのことであり、腱鞘炎を治すためには正しい指の使い方をトレーニングすればよいとのこと。正しい指の使い方の動画も紹介して頂いている。(動画再生時に音が出ていないのが少し気になっている)

動画を見ながら指の運動をやってみた。開始当初はかなり痛かったのであるが、1~2分続けると痛みがだいぶ引いてきている。あくまで私の経験談であるが、理論を含めて、結構評価できるのではないかと感じた。本日始めたばっかりであるが、しばらくこのメニューを継続してみようと思う。

と書いたがしばらくたつとまた痛くなってくる。

このサイトに書かれている一般的な対症療法と同じく、

  • マッサージしてもらった後は楽になるが、時間が経つと痛みが出てきてしまう。
  • テーピングをすると痛みはないが、家事中に邪魔になり外すと痛みが出てしまう。

といった状態である。

他にも検索したら、セルフケアのサイトがいくつか見つかった。運動の内容は異なるが、患部をストレッチするという考え方は同じなのではないかと感じた。

 

セカンドオピニオン

念のため、別の形成外科に見てもらうことにした。形成外科だけではなく、電気治療や理学療法士作業療法士の先生もいる通いのリハビリができる病院である。

くも膜下出血発症時、左半身麻痺の代償で肩や腕の凝りの痛みの治療に通った病院である。その時はその病院の治療で治ったのではなく、シャントの再手術を行う羽目になり、再手術が終わったらいつの間にか痛みがなくなっていた、という顛末であった。

電気治療などで痛みが緩和されることを期待して、本日診断してもらってきた。

レントゲンを撮って診断は同じであり、左手でスマホをいじるのは控えることと、腱や筋肉を柔らかくするために電気治療とマッサージしましょうとの治療方針である。診断の後、本日は「マイクロ波治療器」を充ててもらった。マイクロ波で血行を改善し新陳代謝を促進することにより痛みを緩和することを狙ったものである。

患部が温かくなり、多少の緩和は見られたが、少し経つと痛みは戻ってきてしまった。

次回は5/1に運動リハビリテーションを行う予定である。

薬は、湿布とロキソニンゲルを処方してもらった。湿布はジクトルテープという名前で、最近出たばかり薬のようだ。この湿布は患部に貼らなくてもよく、胸、お腹、上腕、背中、腰、太ももに貼ると皮膚から吸収された有効成分が患部まで届くというものである。手首・親指に湿布を貼った場合、動くのと、食器洗いなどで水がかかることではがれやすく困っていた。この薬のように患部に貼らなくてよいのは大変助かる。

初回はお腹に貼ってみた。お腹がスーとしているが、効いているのかどうかまだよくわからない。

この湿布を貼っているときは、解熱鎮痛剤は避けた方が良いとのことである。1日1回貼り換えを行い、お風呂前にはがしてお風呂の後で貼りなおす。貼りなおす際には前回とは異なる場所に貼るようにガイドされている。皮膚への刺激を減らすためである。

4/26 更新

この湿布を何日か試してみた。皮膚が弱いのか、薬効が強いのか、日々貼る場所を変えているが、今まで貼った場所すべてが四角くかぶれてしまった。一方で腱鞘炎の痛みは取れない。そのようなわけで昨日からこの湿布の使用は中止している。

5/1 更新

セカンドオピニオンでのリハビリ受診時に湿布のかぶれを聞いてみた。一般の湿布より薬効が強いためかぶれやすいのではないとのこと。一般の湿布のように直接患部に貼るタイプではないため接着力が高くなっている。そのためかぶれやすいとのことであった。

 

今後について

5/1に予約した、セカンドオピニオンリハビリテーションはとりあえず試してみようと思う。

サイトで見つけたセルフケアの体操は続けてみたい。

本日の記事はここまでとし、しばらくたってまた変化が起きたら、記事を更新する予定である。

乞うご期待!

 

セカンドオピニオンのリハビリ受診

5/1 更新

本日セカンドオピニオンのリハビリを受診し、理学療法士の先生に診てもらった。医師にはレントゲンを撮って診察してもらったが、理学療法士には実際に動かして状況を見てもらった。

最初に左右の手首を比べてもらったところ「少し腫れていますね」と言われ、手首を動かしたところ「左の手首が非常に固いですね」と言われた。左の手首をやわらかくするために10分程度マッサージをしていただいた。マッサージをしてもらいながらネットで仕入れた付け焼刃情報をぶつけてみた。

  • 何故固くなっているのか?⇒痛みが出ると筋肉の使い方のバランスが悪くなり、痛いところは動かさないので固まってしまう。
  • 何故腫れるのか?⇒固まったところは血流が悪くなり、水膨れのような形で腫れてくる。
  • どうすれば治るのか?⇒患部は使わずに、マッサージで固まったところをほぐしたうえで、ストレッチで伸ばしていく。マッサージやストレッチはあっためて行った方が良い。
  • 患部を使わないのとマッサージ・ストレッチは異なるのか?⇒違うものである。マッサージ・ストレッチは行った方が良いが、患部を使用するのはできる限り控えた方が良い。但し、日常生活を過ごすためには患部を使用しないことは難しい。
  • 痛みとストレッチの加減は?⇒少し痛い程度だったらストレッチをした方が良い。ストレッチをした際に、回避反応が出るくらい痛みを伴う場合はいやめた方が良い。
  • ネットで正しいグー(親指を外に出したグー)とパーの繰り返し運動を見てやっているが評価を教えてほしい。⇒良い運動である。親指の向きが大切。
  • セルフマッサージ、セルフストレッチの方法を教えてほしい。⇒マッサージは親指から腕にかけての筋をもみほぐす。ストレッチは腱鞘炎のある方の親指を他方の手で反り返させる。その際、親指の腹が上に向くように伸ばす。
  • いずれ治るのか?⇒3~4回リハビリに通えば、発症前の状態まで痛みを抑えることはできるだろう。

ネットで確認した情報と大きな差異はなかった。とりあえず一安心であるが、即効性がなく残念である。

マッサージされて痛みが少し和らいだ気がしたが、しばらくするとまた痛みがぶり返してくる。セルフケアの時と同じである。「少し腫れが引きましたね。」と言われたが、違いが良くわからなかった。セルフケアをしながら後数回リハビリに通ってみようと思う。次回は5/11に予約した。

今後の状況はまたこの記事に更新していこうと考えている。人によって症状は異なるだろうが、私の体験談ももしかしたら誰かの参考になるかもしれず、この記事を継続してこうと思う。

 

セカンドオピニオンのリハビリ終了

6/8 更新

5/1に最初のリハビリを行ってから、週1でリハビリに通い、6/1で1か月になる。

初回はマイクロ波治療器を行い、2回目以降は理学療法士さんにマッサージをしてもらった。マッサージしてくれる理学療法士さんは毎回異なるが、いずれも左手に触った瞬間「あっ、だいぶ固くなっていますね。」と言われる。毎回マッサージ終了後痛みが少し和らぐが、しばらくすると痛みがぶり返す。何度通っても同じである。

途中ゴルフボールを使ったマッサージ(患部の上を軽く転がす。顔のころころローラーのような使い方)と、小指と薬指でゴルフボールを挟む運動を教えてもらった。小指と薬指で挟んで力をつけることで、親指の負荷を開放する目的である。気持ちが良かったので家でも試そうかと思ったのだが、我が家は誰もゴルフをやらない。100均ではあいにくゴルフボールが見つからず、代わりに似たような大きさのゴムボールを購入した。

腱鞘炎 マッサージ方法

弾力があるので、マッサージにも指の筋力トレーニングにもちょうどいい。このボールでのマッサージも、直後は痛みが和らぐが、やはりしばらくするとぶり返す。

 

マッサージ診療は通常1,000円位であるが、月初はリハビリ計画書というものを作り、その日は2,000円くらいかかる。湿布は別途で枚数によって1,000~2,000円くらいかかる。

今後続けると結構な出費になる。痛みが取れるのであれば通う価値はあるのであるが、いつまでたっても『痛みが和らぐ⇒痛みがぶり返す』の繰り返しである。

マッサージとストレッチの仕方も覚えたので、しばらくはリハビリテーションは中止しようと考えている。湿布薬もある程度たまってきた。次回予定はキャンセルし、その後もセルフで様子を見ようと思っている。

 

腱鞘炎に即効性のある治療法はないのであろうか。和らいできたとはいえ、もう3か月も痛みが取れない。

今後また状況が変わったら、この記事を更新する予定である。乞うご期待!!

 

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